　今回は、参加者の方に、職場で起こっている問題や、仕事をするうえでの悩みについて、

フリートークを行いました。

　ある参加者の方の職場では、休憩時間が十分にとれない、残業時間が３０分単位で計算され、３０分に満たない場合は、その時間は切り捨てられるという問題があるそうです。

（ちなみに....労働基準法では１分でも残業をしたら、割増賃金を支払わなければならないとなっています。）

　また、求人募集をかけても、なかなか人が集まらず、職場は人手不足が常態化しているそうです。

　これらの問題について、どうしたらいいのかということを、参加者みんなで話し合いまし

た。

「同僚が問題に気付いていないこともあるので、思い切って問題点を指摘すればいいのでは？」

「いきなり１人で行動をすることはとても勇気がいることなので、まずは１人でも２人でも、職場で問題について話ができる仲間を作ったほうがいい」

などなど、思いのほか盛り上がり、突っ込んだ話にもなりました。

　この方の職場は、人を相手にする仕事であるため、相手を第一に考え、自分のことは後回しになってしまう状況があるそうです。

　相手を第一にというのは大事なことですが、自分を抑えて我慢を続けたら、どこかで限界が来てしまいます。

　自分を守ること、労働者の権利を知り、それを求めることは悪いことではないと思います。

　少しずつでも職場の人たちの意識が変わり、問題が改善できたら良いなと思いました。

職場の話をしていただいたAさん、ありがとうございました。

　悩みを抱えながら日々働いている方が多いと思います。WokafeTokyoは、率直に悩みを打ち明け、話ができる場としてあり続けたいと思います。

次回は3月4日13時から、『留学生の労働トラブル』をテーマに勉強カフェを開催します！　

2018.02